プライベートタイムの序章となるエントランスアプローチには、デザインウォールを設けて、格調高い表情を描きました。 そして、アプローチに奥行きを確保することで私的な趣を次第に深め、満ち足りた生活シーンへとエスコートする演出です。 植栽の潤いを足元からのライティングで風情を高めながら、やがて重厚な印象のエントランス。 自然の風合いを伝える御影石とタイルを随所に用い、堂々たる空間をデザインしました。わが家での豊かな時間へと導くプロローグです。
目指したのは”仕立ての良さ”が隅々にまで息づく、流行に色褪せない建築美を創造すること。それは、中央区アドレスの賑わいや先進性を感じさせながら、小笹の邸宅街の上品さや伝統を受け継ぐ外観デザイン。素材ひとつひとつにこだわり、落ち着いた風格のなかにさりげない美しさを生み出しています。

※掲載のパースは、図面を基に描き起こしたもので、実際とは多少異なる場合がございます。